インビザライン（Invisalign）は、透明なプラスチック製のアライナー（マウスピース）を使用したカスタムメイドの矯正歯科装置です。
透明で目立ちにくいので、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。
カスタムメイドのアライナーを装着し、2週間ごとにアライナーを交換することで徐々に歯並びが整っていきます。
こんな人におすすめです
食事の制限を避けたい人
ワイヤー矯正は、食事の際に食べ物の繊維が挟まりやすかったり、キャラメルやガムなど歯にくっつきやすいものや、骨つきにくやお煎餅や、ハードパンなどの硬いものは食べにくくなります。
インビザラインは、マウスピースを外して食事ができるため、矯正中でも気にせずに通常の食事を摂ることができます。食事の制限を受けたくない方におすすめです。
人に見られる職業の方
インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、装置が目立つことがありません。仕事など、公の場で目立たせたくない方に適しています。
ティーンエイジャーの方
インビザラインは目立ちにくいため、見た目のコンプレックスを感じることなく矯正治療を進めることができます。自分で取り外しができるので、歯垢や食べかすが残りにくく、口腔衛生の維持がしやすいのが特徴です。
学校や部活、受験などで忙しい10代の方に特におすすめしています。
結婚式などのイベントを控えている方
インビザラインは20時間以上装着する必要がありますが、特別なイベントや写真撮影時には一時的に外すことも可能です。結婚式当日や写真撮影時には、装置を外して自然な笑顔を披露することができます。
スポーツや楽器などの趣味を楽しみたい方
ワイヤー矯正の場合は、外側からの衝撃が加わると、装置によってお口の中が傷ついてしまうことがあります。インビザラインなら、表面が滑らかなプラスチックの装置ですので、矯正装置を装着したままスポーツを行っても、お口の中が傷つくこともありません。
また、楽器の場合は、演奏の時だけマウスピースを外すこともできるので、矯正をしているからといってパフォーマンスに影響を及ぼすことはありません。楽器によっては、装着したまま演奏することも可能です。
当院では、iTero（アイテロ）を導入しています。
インビザライン矯正をより良い結果へと導くには、精密な歯型を取る必要があります。
iTeroの精度はシリコン印象材に比べて非常に高い上に歪みも少なく、精密なマウスピース型矯正歯科装置（インビザライン）を製作することが可能です。
嘔吐反射や息苦しさを感じることがないので快適に歯型をとることができます。また、デジタルデータなのでネットを通じてそのままインビザラインを作成する米国に送れますので、歯型を郵送する従来のやりかたに比べると治療期間が大幅に短縮できます。
インビザラインのメリット
・アライナーは透明で目立たないため、装着していることが気づかれにくい。
・簡単に取り外しが可能なため、歯磨きなどの歯のお手入れができ、口腔内を健康な状態に保つことができる。
・金属アレルギーの心配がない。
・治療経過がわかりやすい 3D治療計画ソフトウェアを利用する事で、治療開始から完了に至るまでの歯の移動をシュミレーション画像や動画としてコンピューター画面上で確認する事ができる。
インビザラインのデメリット
一定の時間装着しないと効果が出ない。
抜歯を伴う症例などでは治療が難しい場合がある。
スペース確保の為に歯の側面を削る事が多い。
もともと噛んでいた奥歯が当たりにくくなる事があり、その場合はブラケット治療で補正するケースがある。
歯の大きさ、顎のスペース(ハウジングの程度)によっては歯肉の退縮を起こす事がある。
矯正終了後に着色や、わずかな隙間は白い詰め物(レジン等)で処置する場合もある。
料金：￥４８０,０００～￥９６０,０００円
